僕は僕、私は私

ちょっと複雑な生活記録

摂食障害についてⅢ

こんにちは、こうつぎ です。

 

タイトル通り3回目の摂食障害についてです。

※今回は僕自身の経験に基づき記載しているもので、全員に当てはまることでなく加えて、医学的又専門的なお話とは別としてお読みください。

 

重複して書きますが、僕の症状は過食(または普通食)嘔吐。食べたものを故意に吐き出してしまいます。

今回はそれに伴う他症状の話

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食べたものを吐き出すと言うことは、すでに食物が食道から胃へ運ばれている。その時点で胃では胃酸を出して食物の消化を始めます。なので、食べた物だけでなく胃酸も一緒になって吐き出す訳です。

義務教育期間に学習することですが、胃酸のph(これを「ピーエイチ」か「ペーパー」と呼ぶかで世代がばれるのよね)は約2以下の極めて酸性度が高い。

これを分泌する胃ですら、保護粘液を分泌しなければ溶けてしまいます。本来、胃酸が食道へ逆流することは想定されていませんから、食道はその胃酸への防衛策は持っていません。当然、胃酸に曝露された食道はダメージを受け炎症を起こします。さらにそれは、歯や歯茎にも影響を与えます。歯は人体の中で最も固い部分ですが、酸性への耐性は低いため、酸蝕歯(または酸蝕症)という、歯やそのエナメル質が溶けてしまいます。酸蝕症はお酢や強炭酸飲などを頻繁に口にすることでも起こりますが、その場合は歯の表面に症状があらわれるのに対して過食嘔吐の場合は歯の裏側から症状があらわれるため、歯科医がみれば簡単に見分けられるそうです。

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僕の場合は、過度な症状はあらわれていないものの、確実に歯へのダメージを実感しています。まず、歯が痒い(痛くはない)・軽度知覚過敏症・ブラッシング時の歯茎出血があらわれています。

幸い、食道の疾患は今のところありませんがいつなってもおかしくはありません。

このままでは悪い方向へしか進まないことも分かっています。

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ですが、止めたくても止められないのがこの病気です。こんなことを書くともしかしたらお叱りを受けるかも知れませんが、あえて言います。摂食障害は病気だと思っています。自覚していても、なかなかすぐに治るものではありませんし、自覚していない人もいます。

区分としては精神病なので、甘えだと言う人もいます。それを否定はしませんしできない。

一番良いのは当たり前ですが、発症しないこと。ですが日本では、「痩せ=良いもの」という間違った認識が根強いのは事実。

1人でも発症数が減りますことを。